第5回のテーマは、「給食で使用する食器」について少し触れたいと思います。
皆さんは給食というと、どのような食器を思い浮かべるでしょうか。
自治体によって材質や形は様々ですが、今回は代表的なものをご紹介します。
■昭和~
アルマイト製の食器が主流でした。アルマイトはアルミニウムを加工したものになります。
配膳時にカチャカチャと音が鳴る事に懐かしさを覚える方も多いのではないでしょうか。
■昭和~平成
この頃になると、ポリプロピレン(PP)や一部メラミン製のものも出てきます。
比較的柔らかい、黄色の食器を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
■平成~令和
地域差はありますが、現在主流はPEN樹脂、耐熱ABS、強化磁器等になります。
茨城県に限っては、多くの自治体がPEN樹脂製の食器を採用されています。
表面硬度が硬く、耐熱120℃の為、消毒保管機(一般的には90℃設定)でも対応が可能です。
また、市のキャラクターや市町村オリジナルの柄を食器にプリントする事も可能です。