メンテナンスについて
今回は自動フライヤーについてご紹介させていただきます。
給食センターなどで大量に揚物調理をする場合、小型のフライヤーでは時間がかかります。
連続式の大型自動フライヤーであれば、メニューに合わせて油槽の温度、コンベアスピードなどの微調整を行い短時間で調理ができます。
■自動フライヤー
液晶タッチパネルにてメニューを複数登録することで設定温度や調理時間を自由に変更できる為、用途に合わせて調整を行うことで自動制御も可能です。
その他にも油槽に沈んだ揚げカスを自動的に連続排出する自動カス取り装置や、食材が表面に浮き上がらないようにして油槽を通過させるための食品押え装置などもあります。
■セラミックバーナー
・バーナーユニットの分解をして目視確認を行っています。
セラミックバーナーとはファンにより燃焼用空気を供給して強制燃焼するバーナーで、多くの分野で使用されています。
写真に写っている3本の棒はフレームロッド、スパークロッド、アースロッドといい、炎検知、点火等を行っている部品です。
この部品は着火時にずっと炎にあたっていますので消耗部品になり定期的な交換が必要になります。
使用しているフライヤーで火が点かない、何度も運転をしないと着火しないなどの症状がでている場合はロッドの劣化による変形、破損が考えられます。
簡単に目視確認できない部分になりますので、もしそのような不具合が出た場合は点検依頼することをお勧めします。