クリスマス
今年もクリスマスの季節がやって来ました。
今日はこの時期に見かける事も多い「ポインセチア」についてご紹介します。
この花は、メキシコなどの中南米が原産地である、トウダイグサ科の植物です。
「ポインセチア」という名は、アメリカ初代駐メキシコ大使であるポインセット氏の名前に由来しているようです。
19世紀前半 彼は、メキシコで自生していたポインセチアを発見し、帰国後アメリカでこの花を広めたとの事です。
その後、クリスマスの時期に咲く赤い花として世界的に普及していきました。
しかし、クリスマスとポインセチアの関係は、彼がアメリカに持ち帰った時期よりさらにさかのぼります。
17世紀、メキシコに移り住んだ宣教師が、赤く色づくこの植物を見て、「清純なキリストの血」を連想し、キリストの誕生祭の行列で使ったと伝わります。
これ以降、ポインセチアはクリスマスの飾りとして使われるようになったようです。
ちなみに、メキシコではポインセチアは「聖夜」などを意味する「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれています。
和名のショウジョウボク(猩々木)やノーチェ・ブエナなどの名もあるポインセチア。
その代表的な花言葉は「幸運を祈る」です。
幸運を祈りつつ、クリスマスにポインセチアと過ごしてみてはどうでしょうか。
beautiful red poinsettia Christmas flower close up